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甲状腺疾患について

わかりやすくするために専門的ではない言い回しを使いました。

甲状腺とは

 甲状腺は首の前、のど仏のすぐ下にある小さな臓器です。甲状腺に異常のない人では指でさわることができません。甲状腺が大きくなったり、しこりができたりすると指でさわったときにわかるようになります。
 甲状腺は甲状腺ホルモンをつくっています。甲状腺ホルモンは体にとって、とても大切な働きをしています。生まれてから死ぬまでずっと必要なホルモンです。甲状腺ホルモンは主に細胞が働くスピードをコントロールしています。
 甲状腺ホルモンが出すぎると新陳代謝が上がり、心臓がどきどきする、汗をたくさんかく、手がふるえる、食欲が出る、体重が減る、暑がりになるといった症状が出ます。これを甲状腺機能亢進症と言います。
 反対に甲状腺ホルモンが足りなくなると、新陳代謝が下がり、寒がりになる、太りやすくなる、眠たい感じが続く、便秘しやすくなる、皮膚がかさかさになるといった症状が出ます。これを甲状腺機能低下症と言います。

「甲状腺ホルモンの濃度異常」と「甲状腺のしこり」

甲状腺の病気には大きく分けて2種類あります。

1つ目が血液中の甲状腺ホルモンの濃度に異常(甲状腺ホルモンが上がる、下がる)が出る病気です。
2つめが甲状腺にしこりができる病気です。

甲状腺ホルモンの濃度異常

甲状腺機能亢進症(甲状腺ホルモンが上がる病気)の代表
1. バセドウ病
2. 無痛性甲状腺炎(むつうせいこうじょうせんえん)
3. 亜急性甲状腺炎(あきゅうせいこうじょうせんえん)
4. プランマー病

甲状腺機能低下症(甲状腺ホルモンが下がる病気)の代表
1. 橋本病(慢性甲状腺炎)の一部
2. 生まれつき甲状腺ホルモンが下がっている
3. 甲状腺の手術を受けた後
4. 甲状腺の病気で放射線治療(放射性ヨード内用療法)を受けた後

妊娠と甲状腺
妊娠と甲状腺(バセドウ病・橋本病の妊娠中の管理)

甲状腺のしこり

甲状腺にしこりができる病気の代表
1. 腺腫様甲状腺腫(せんしゅようこうじょうせんしゅ):良性のしこり
2. 甲状腺にできる癌(甲状腺乳頭癌、甲状腺濾胞癌、甲状腺髄様癌、甲状腺未分化癌)
3. 甲状腺がんの術後管理

 

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